読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

生まれてきてくれて

恋文。

 

 

記憶がただしければ、あなたの存在を知ったのは、ドラマ版「ここはグリーンウッド」を見た時でした。他の方を目当てに見ていたけど、隣に映るはんてんを着たメガネの男の子が可愛いなぁと思ったのを覚えています。栃沢くんっていうんだ。俳優さんは何ていう名前の方なんだろう。あぁ、テニミュの人なんだ。じゃあやめておこう。

当時テニミュ、と聞いただけで避けていた自分がいました。何でだろう。二次創作だとマイナーな世界にいた私は、王道!な風潮が苦手だったんだろうなぁ。マイナーバンドが売れ始めたら逃げるファン、みたいな気持ちがあった。この時追い始めていたらって、過去を振り返っても戻ってくる訳では無いのに、ちょっとだけ思ってしまいます。

 

その次にあなたの名前を聞いたのは数年後の「ミュージカル青春鉄道」でした。青春鉄道に関しては原作の大ファンで、俳優さんに関しては茶の間というかTwitterゴリラしていた私。いわゆる2.5次元という世界にほぼ触れていなかったけど一応チェックしていました。

公開されたPV。唯一知っていた俳優さんはやはりかっこいいなぁ、クオリティ高いなぁなんて思いながら再生。そこで映ったあなたに釘づけになったんです。何でだろう、原作じゃりんかいのことを特に何とも思ったことは無かったのに笑、かっこいい!って素直に思いました。記憶力と人の顔を覚える能力が欠如しているので何ていう人なんだろうと調べ、あぁあなたでしたか、と納得した。まだファンでも何でもなかったのに、(見る前は)オフショットもかっこよかったあなたが一番好きでした。

 

茶の間だった私が、何故か鉄ミュのDVDを予約して購入した春。宇都宮くんに惚れて俳優さんを調べ始めて、その過程であなたのことも色々と知って。最初はかわいいなぁ、かっこいいなぁと思っていたけど、知っていくにつれてあなたがとても面白い人だと知りました。

 

初めてちゃんと(ライブビューイングだけど)チケットを取ろうと思い立った。高速バスを予約して上京した。事務所にメールをしてチケットを取った。チケットが当選してガッツポーズをした。男物の服を買って、(元が酷すぎるから)ちゃんと髪型と服装に気を使って、あなたの隣に座った。

あなたを好きになって、0が1になった。他人と比べればどうしようもないくらい弱いけど、それでも私にとっては大きな1歩を踏み出した。

 

 

 

そのキャラクターが憑依しているかのような役を演じている姿、役の方向性が固定されておらず振り幅が大きい所、あなたの後ろまで通る声、終わってしまえば役を引きずらないさばさばした所、共演者の方から「困ったら聞いてみよう」と言われる所、高いトークスキルに面白い話、言葉の選び方、上手なオブラート、トークショーで見せる全部、時々何を言っているのか分からない不思議な世界、ナルシストで自分をどう見せればいいのか分かっていて自撮りで誰よりも盛れる所、あなたの白い肌と大きい目、どんなブスでもしっかり手を包んで目を見て話してくれる所。全て隠して優しくしてくれるあなたが本当に大好きです。

 

 

 

まだ全然あなたを知らないな。

これまで俳優を続けていてくれてありがとうございます。だからこそあなたに出会えて本当に良かったし、幸せです。

あなたが板の上に立っていてくれる限り、微力ながら出来る範囲で応援させてください。

 

山本一慶さん、生誕10000日おめでとうございます。